誕生石は1〜12月のそれぞれにあり、自身の生まれ月の宝石を身につけることで幸せが訪れると言われています。夫婦の未来が幸せであることを願い、結婚指輪に埋め込む人もいるそうですよ。
この記事では、各生まれ月の誕生石とその石言葉、誕生石を使った結婚指輪のアレンジ方法などを紹介します。これから結婚指輪の購入を考えているという方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
誕生石とそれぞれの石言葉
誕生石は、旧約聖書の「エジプト記」の中でイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石、そして「ヨハネの黙示録」の聖都の12 の城門の土台を飾る宝石が由来とされており、これらはイスラエルの12の部族あるいは12の使徒の象徴とされています。
その後、地域性や時代背景によって誕生石は宝石種へと変わり、1912年にアメリカの宝石業界が誕生石を定めました。日本でもそれらの誕生石が一般的に知られています。ただし、誕生石に正式な定めはなく、インターネット等では365日ごとの誕生石やそれぞれで異なった宝石が紹介されていることも。ここでは、一般日本ジュエリー協会も紹介している、日本でもっともポピュラーな誕生石を紹介します。
生まれ月 | 誕生石 | 石言葉 |
1月 | ガーネット | 貞操、真実、友愛、忠実 |
2月 | アメシスト | 誠実、心の平和 |
3月 | アクワマリン・サンゴ | 沈着、勇敢、聡明 |
4月 | ダイヤモンド | 清浄無垢 |
5月 | エメラルド | 幸運、幸福 |
6月 | 真珠・ムーンストーン | 健康、長寿、富 |
7月 | ルビー | 熱情、仁愛、威厳 |
8月 | ぺリドット・サードオニックス | 夫婦の幸福、和合 |
9月 | サファイア | 慈愛、誠実、徳望 |
10月 | オパール・トルマリン | 心中の歓喜、安楽、忍耐 |
11月 | トパーズ・シトリン | 友情、希望、潔白 |
12月 | トルコ石・タンザナイト・ラピスラズリ | 成功 |
結婚指輪にもっとも使用される宝石はダイヤモンド
引用元:https://www.diamond-shiraishi.jp/setring/apieceoflove.html
結婚指輪に使用される宝石といえばダイヤモンドが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?ダイヤモンドは非常に硬度が高く傷つきにくいだけでなく、薬品や光線にも強い宝石で、輝きを失うことのない宝石です。
そのため、長年身につける結婚指輪には使用されやすいのです。また、丈夫で硬いダイヤモンドは「誰にも壊されることのない愛」を表すとされ、これも結婚指輪の装飾に選ばれる理由の1つでしょう。
誕生石を使った結婚指輪の人気アレンジ
結婚指輪のメインの装飾はダイヤモンドにして、誕生石はさりげなくあしらったり、引き立て役としたりするアレンジが人気です。ここでは、誕生石を使った人気のアレンジ方法を紹介します。
指輪の裏側に埋め込む
指輪の裏側にこっそりと誕生石を埋め込むのは、指輪のデザインを邪魔せず、自身の誕生石をあしらえるので人気の高いアレンジです。ジュエリー店によってはオプションで施してくれるところもあり、最もポピュラーなアレンジです。
シンプルなデザインがいいという方にもおすすめ。しかし、せっかく宝石を施すのに、隠れてしまうのは嫌、もったいない、という方には向いていないかもしれません。
ダイヤモンドのサイドにあしらう
メインのダイヤモンドのサイドに、誕生石をあしらうデザインも人気。色が入ることで、華やかな印象になります。しかし、誕生石の色によっては、主張が強くデザインの邪魔になってしまうことも…。
また、ほかの宝石はダイヤモンドのように硬く丈夫ではないので、扱いに気をつける必要があり、傷がついたときなどは削るなどの対処が必要なこともあるため、普段から指輪を常に身につける人には向いていないかもしれません。
思い切って誕生石をメインにする
引用元:https://www.morisruby.com/ruby/marriage-ring/with-you01-ete.html
結婚指輪の宝石はダイヤモンドが主流だからと、必ずダイヤモンドにしなければいけないというわけではありません。誕生石は、色が映えてキレイなものばかりです。思い切って誕生石をメインにしたデザインにするのも、個性があってよいでしょう。ただし、前述したとおり、ダイヤモンド以外の宝石は硬度が低く、傷つきやすいため扱いに気を遣う必要があります。
宝石の有無で指輪の価値が変わる
引用元:https://www.diamond-shiraishi.jp/marriagering/anolyuanniv.html
結婚指輪は、一般的には装飾のないシンプルなものや、ワンポイントのダイヤモンドをあしらうものが一般的ですが、宝石でアクセントをつけることで個性が出るため、人気が高い傾向もあります。しかし、宝石を施すことで、その分指輪の価値が上がります。
特にダイヤモンドはとても高価な宝石であり、高額になりがち。一方で他の宝石は比較的安価であり、その上品質も高いため、4月の誕生石はダイヤモンドですが、他の月の場合は、誕生石を使用することで安価ながらに素敵な指輪に仕上げることが可能です。
まとめ
誕生石やそれぞれの石言葉、結婚指輪のアレンジ方法などを紹介しました。宝石ごとの石言葉もどれもすてきなものが多く、結婚に向けて気持ちを込めるのにはとてもいいかもしれません。
また、指輪に施す宝石は誕生石にしなければいけないというわけではありません。自身の気に入った宝石や、石言葉を選んでアレンジするのもおすすめ。結婚指輪は一生身につけるものなので、納得の行くものを選びましょう。