独身女性の多くが、一度は結婚について深く考えたことがあるでしょう。結婚相談所サンマリエの調査によると、アンケート回答者のうちおおよそ50%が30歳までに結婚したいと考えているようです。
女性は結婚後に家事や育児を担うことが多いため、今後のキャリアを考慮すると結婚について早くから意識することが通常です。
将来的には子供が欲しいと思っている場合には、身体的な負担などを踏まえて「早く結婚して子育てが落ち着いてからバリバリ働きたい」という考えを持っている方もいるでしょう。
また、「いい人いないの?」と両親や親戚から結婚のプレッシャーをかけられることもあるかもしれません。
親が結婚しろ結婚しろとうるさい年になってしまった.......
— いろぺんボールペン (@iropen_2DXcopul) November 16, 2019
世間では年齢を重ねるほど結婚が遠のくという意見も見受けられ、孤独死や下流老人(高齢者が生活に困窮している問題)などの単身者のネガティブな報道も増えています。将来は誰かと一緒にいた方が安心できますし、結婚への気持ちは強くなって当然ですよね。
結婚相談所ノッツェの調査によると、30歳の女性が5年以内に結婚できる確率は35.5%、35歳の女性が5年以内に結婚できる確率は21.5%だそうです。他方、26歳の女性が5年以内に結婚できる確率は43.5%となっています。
【参考】30歳の女性は結婚できない?結婚できる確率はどのくらい? | 結婚相談所ノッツェ
調査の結果が全てではありませんが、30代になると結婚できる確率は下がってくるのかもしれません。早く結婚したい!という気持ちが少しでもあるならば、早めの行動をおすすめします。
また、リクルートブライダル総研で2019年に行われた夫婦関係調査によると「夫婦関係に満足している」と答えた人の割合はおおよそ7割にものぼっています。
【参考】夫婦関係調査2019
幸せな結婚生活を送っている人が大勢いることを知ると、結婚への意欲はますます高まりますね。
こちらでは、早く結婚したい!という気持ちを抱える方が知っておくべき、スピード婚をするためのポイントや一年で結婚するためのプランなどをご紹介します。
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目次
早く結婚したいなら理想の相手を探し求めてはならない
結婚願望を持っている方の多くが、結婚したい理想の男性像を持っていると思われます。
- 年収500万円以上の大卒で身長は170cm以上で正社員の男性
- 長男以外で清潔感があって常識やマナーがちゃんとしている顔が良い男性
- 家庭的で思いやりがあるが男らしい一面もある家事を進んでする男性 など
結婚相手について、上記のような具体的な理想の男性像を持っている方も多いでしょう。しかし、早期で結婚を決めたいならば、理想像にピタリと当てはまる男性を追求することはおすすめできません。
パートナーと巡り合うための機会は貴重であり、ご自身が持つ理想像に当てはまらないことを理由に相手を切っていると、結婚の機会を逃しかねないからです。
運よく理想ぴったりの相手と巡り会えたとしても、相手が既婚の場合もありますし、相手が振り向いてくれるとも限りません。理想の相手と巡り会える時をいつまでも待っていたら、結婚はどんどん遠のきます。
そもそも、大方の女性が持つ理想像に当てはまる男性は競争率も高く、学生のうちに婚約していることもあります。人気がある男性を手放す女性はいませんから、大学卒業直後や社会人3年目などのタイミングで早々に結婚しているでしょう。
そのため、早く結婚したいならば理想の相手を追求することはやめておきましょう。
足るを知るという言葉もありますし、幾つもの理想ポイントに当てはまる相手よりも、平和な結婚生活を続けられる相手を探すと良いかもしれませんね。
「どうしても理想の相手とスピード婚したいんじゃ!」という場合には、ご自身の持っている理想の男性像に妥協できるポイントを作ると結婚へと近づくかもしれません。
なお、マイナビウーマンの調査によると「自分の思い描く結婚相手の条件にぴったりの人と結婚した」という回答者は全体の45.1%に及んでいました。
結婚まで長い時間をかけられる方の場合には、理想の相手の探索を続けることも幸せを掴むための一つの方法です。
ちなみに、マイナビウーマンで行われたアンケートによると、男性が求める理想の結婚相手には以下のような要素が重要になってくるようです。
- 家事ができる女性
- 料理ができる女性
- 一緒にいると落ち着く女性
- 趣味を続けさせてくれる女性
- 金銭感覚が正常な女性 など
【参考】結婚の決め手って? 男性が選ぶ女性の特徴と決意する瞬間
調査結果によると、男性は家庭的な女性を結婚相手として求める傾向があるようです。
女性にとってはこれらの男性心理を完全に理解することは難しいことですが、あらかじめ男性が求める理想の女性像を頭に入れておくのも良いかもしれませんね。
スペックは結婚の決め手にはならない
理想の結婚相手と言ってもいまいちピンとこないという方もいるでしょう。自分が結婚相手に何を望んでいるかを知るためには、結婚相談所や健全なマッチングアプリなどを活用して多くの男性と出会うことが必要です。
これは、様々なタイプの男性と出会うことで「やっぱりガツガツしている人は苦手」「仕事に前向きな人は好き」と言ったようにご自身の考えが出来上がっていくためです。
多くの男性と出会う必要があると言われると、時間や労力がかかるので敬遠するかもしれませんが、早く結婚するためには、何よりも高い行動力が必要であることを覚えておきましょう!
そして、理想の男性像を絞り込んでいくと「この条件だけは絶対に譲れない!」というポイントが出てくるかと思われます。
これだけは譲れない!結婚相手の条件
- ある程度の年収
- 大卒以上
- 理解できる趣味
- 職種や雇用形態
- 身長やルックス など
相手に求めるスペックは人によって多種多様に渡っており、中には年収1,000万円以上が最低条件というケースもあるでしょう。最近では「長男以外」という条件を結婚相手に求める女性も多いようです。
相手に求めるスペックを明確にすれば、より早く結婚相手が見つかるようにも思えます。しかし、これらの条件は結婚の決め手にするべきではありません。
スペックが満点だからと言って、家庭を顧みない人間性の欠けた男性との結婚は果たして幸せなのでしょうか。また、年収で結婚相手を選んだ場合には相手が失業して収入を失っても結婚生活を続けられるのでしょうか。
結婚は幸せになるためにするものですから、スペックだけを重視するのではなく「価値観が合う」「金銭感覚が一緒」など生活を続けていく上で重要な要所を注視してみましょう。
本当の人柄は結婚生活が始まらないとわからない
「結婚した後でパートナーの性格が変わってしまった・・・」という話は世間一般でも耳にするかと思います。
ゼネラルリサーチの夫婦の変化に関する調査によると「結婚後の夫の変化で残念に感じたところは性格」とアンケート回答者のうち約30%の人が答えました。
【引用】FNN.jpプライムオンライン
結婚前の交際の時点である程度の性格や雰囲気、価値観などはつかめますが、恋愛時代は誰でも猫をかぶるものですし、女性側も自分の良いように相手を捉えがちです。
結婚前は「優しい人」だと認識していても、結婚して相手を冷静に分析してみると「優柔不断」な風に写ってしまう場合もあるでしょう。
また、「男らしい」性格は「強引」の裏返しとなる可能性もあります。結婚相手を探している場合にはそういったことを慎重に判断するべきです。以下は、性格の表裏の例になります。
- 優しくて良い人だが優柔不断で決断があやふやになることがある
- 男らしいところに惹かれるが強引すぎるところがある
- 大らかで居心地が良いがだらしないところがある
上記のように長所を短所として言い換えてみると、相手の本当の人柄も見えてくるでしょう。
「優しいところは好きだけどはっきりと決断できない男性は嫌い」と思うならば、その相手との結婚は避けたほうが良いかもしれません。
完璧な人間はどこにもいませんし、誰にでも欠点はありますが、ご自身の幸せな結婚生活を第一に結婚相手を選べると良いですね。
結婚は生活であって恋愛ではない
マイナビウーマンで行われた既婚女性へのアンケートによると、恋愛と結婚は別物であると答えた方は70%を超えていました。
どちらも経験している既婚女性の多くが、恋愛と結婚は別であると捉えているようです。
恋愛と結婚の違いには以下のようなものがあげられています。
- 恋愛にはときめきを求めるが結婚には安心を求める
- 恋愛は2人だけのものだが結婚はお互いの親族も含まれる
恋愛であれば、それぞれの生活が別の場所にあるので、楽しいだけの関係でもやっていけます。一緒にいると楽しいから、またはときめきをくれるからという理由だけで交際を続けても良いでしょう。
しかし、結婚の場合には2人で協力して生活していくことになるため楽しいだけではやっていけません。
特に、子供を望んでいる場合にはお互いの協力が必要です。子供の誕生から独り立ちするまで、おおよそ20年かかる一大プロジェクトを、パートナーの男性と取り組んでいくことになります。
現在、特定の相手がいる方も、いない方も、「この男性と結婚してチームとして機能できるのか?」ということを良く考えてみると良いでしょう。
早く結婚したい女性が気をつけるべきポイント|彼氏がいない場合
結婚願望がある方は、結婚を目標とした何かしらの努力を続けているはずです。しかし、努力が結婚に直接結びつくわけではないのが、恋愛の難しいところですよね。
早く結婚したい!と強く思っていても、「彼氏がいない」「彼氏ができても長続きしない」「いい人と出会えない」といった理由で結婚から遠のいてしまっている方もいるでしょう。そういった方に向けて、早く結婚するためのポイントをご紹介します。
彼氏がいない女性が早く結婚するためのポイント
- 結婚願望のある男性と交際する
- 結婚後の生活を想定して交際する
- 結婚には行動力と決断力がいる
本気度が足りない相手を選ばない
「結婚するためにはとりあえず彼氏を作ろう!」と考える方は多いかと思われますが、早く結婚したいからといって手近な男性と安易に交際することはおすすめできません。
結婚願望がそれほどない相手とダラダラと交際を続けても意味はありませんので、結婚する気がない相手は交際前に除外した方が賢明です。
「いつかは結婚したいと思っている」
「仕事が忙しいから」
「お金が貯まったら」
これらは結婚を適当に受け流すための言葉として良く耳にしますね。交際を続ければいつかは気が変わるだろうという相手任せの考えは、不幸を招く行為となりかねないのでやめておきましょう。
マイナビウーマンで行われた30代男性の結婚願望調査によると「いますぐ結婚したい」という方の割合は14.9%という結果でした。
反して「いつかは結婚したい」という曖昧な結婚願望については65.6%となっており、男性は結婚については全体的に消極的な傾向があるようです。
できれば交際前に結婚願望の有無を確認したいところですので、しっかりと相手の意思を見極めることが重要になります。
結婚願望を同程度持っている男性と交際すると結婚までスムーズに進むでしょう。
ライフプランの重なる男性とお付き合いすることで、結婚後の生活も安定するかもしれませんね。
相手の言いなりにならない
早く結婚するためには、交際当初から自分自身のペースを大切にして相手の言いなりにならないようにするべきです。
相手に魅力的な女性であると思われたいという気持ちは誰にでもある気持ちですが、結婚を焦っている時にはそういった気持ちが余計に強くなるため、相手のペースに合わせがちです。
たとえ、結婚できたとしても相手が「亭主関白気取り」であったり、「モラハラ気質」であったりする場合もあるかもしれません。
他人に尽くすことが好きな方や得意な方の場合にはそういった交際も良いかもしれませんが、殆どの場合、そういった関係は幸せになれません。
こんにちは。勉強になります。
私の父は新潟出身で、姉の私を置いて弟を優遇していました。共働きの母に家事育児一切やらせ怒鳴っていました。
私の友人の女性は、大阪出身のパートナーが結婚後に男尊女卑・亭主関白な態度を出し始めて苦しんでいます。新潟と大阪にも今後注意しようと思いました…
— よる (@PZDoZMM1Y9wL5ts) May 15, 2019
スーパーで買い物してたけど超亭主関白な男の人見ると「最低…」って思うな…
奥さんの人可哀想すぎる…何食べます?→知らねーよ!早くしろ!→奥さん選びに行く→いつまでかかってるんだ!
みたいな…
旦那さん手ぶらで何にもしない、なのに店員さんに厄介絡み…何なん…絶対あぁはなるまい…
— kawasann (@kawasann) November 24, 2019
「早く結婚したい!」という気持ちだけで考えず、結婚後の生活も視野に入れておくと良いでしょう。幸せな結婚をするためには、お互いに配慮しあえる良い関係を築く必要があります。
決断と行動を先延ばしにしない
彼氏がいない方が早く結婚するためには、決断力と行動力が必要です。結婚相談所では以下のような意見もあるようです。
もちろん婚活はご縁もあります。自分の条件、相手の条件、状況環境タイミングなどいろんな要素があり一概には言えませんが、成婚までの活動期間が短い方は行動力と決断力が強いのです。
「とりあえず付き合ってみよう・・・」「条件に合えば誰でもいいや」とご自身の意思が曖昧になってはいませんか。
婚活については、「この人がいい!」「結婚相手にこのポイントだけは譲れない!」とご自身の決断や意思を大切にしましょう。
この先、良い縁があったとしても、決断力がなければ結婚に至ることはできません。いざと言う時に機会を逃さないためにも、強い決断力はつけておきたいものですね。
また、早く結婚したいけれど、結婚に対して行動を起こすこと自体、腰が重いという方もいるかもしれません。
結婚に対する全てが面倒になってしまうこともあるかもしれませんが、行動を起こしていくこと自体が、結婚だけでなく仕事や私生活にも良い経験として蓄積されていく可能性もあります。
「早く結婚するには決断力と行動力が必要だ!」と頭に入れておくことで、彼氏がいない状態でもスピード婚が可能となるかもしれませんね。
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早く結婚したい女性が気をつけるべきポイント|彼氏がいる場合
交際している彼氏と早く結婚したい場合には、どのような方法が最善なのでしょうか。
世間一般では男性からのプロポーズで結婚に至るというケースが王道であるため、彼氏がプロポーズしてくれるのをじりじりしながら待っている女性もいるでしょう。
「彼氏がいつまでもプロポーズしてくれない」
「彼氏が結婚したくないことを遠回しに伝えてくる」
「彼氏と自然な流れでできる限り早く結婚したい」
彼氏が結婚に消極的な場合、このような悩みを抱えることになるため、女性としてはモヤモヤとして気持ちの持って行き場がありませんよね。
彼氏と早く結婚したい!という場合には、以下のようなポイントを重視すると良いでしょう。
彼氏と早く結婚するためのポイント
- 結婚までの期限を提示する
- 結婚が終わりではないと認識する
- 断られたら切り替える
本音をあやふやにしない
前述した通り、結婚は恋愛の延長のように見えますが実際は別物である場合が多いようです。
今は何でも話せて仲が良いと思っていても、結婚していなければ見えない面もありますし、お互いの思考や意思を理解しあっているとは限りません。
女性の場合には、出産・育児といった負担を被ることが多いため、結婚のタイミングによってキャリアに影響が出るケースもあります。
彼氏の決心がつくまで待てるようであれば交際を続けても良いかもしれませんが、「●年後までに結婚したい」というように、結婚の意思は予めはっきりと伝えると良いかもしれませんね。
男性の場合には、結婚すると自由が制限されるイメージが強いため、結婚をデメリットとして捉えていることもあるでしょう。
あまりにも強く結婚を迫ると、彼氏に余計なプレッシャーがかかる場合もありますので、ご自身の気持ちだけを押し付けないように気をつけましょう。
将来のことについて話し合える機会としてそういった場を設けるのも一つの方法となります。
真剣な話し合いをすることで、あなたの結婚に対する強い気持ちに彼氏が気付くかもしれませんし、結婚に対して積極的になる可能性もあるかもしれません。
お互いの将来について、最善の選択をするための話し合いを行いましょう。
結婚が終わりではない
これは世間でもよく言われることですが、結婚が終わりではないことをしっかりと認識しておきましょう。以下は、結婚した後に起こりやすい問題の例になります。
- 親戚づきあいがうまくいかない
- 家事の分担ができない
- 家計の負担割合が平等ではない
- 生活リズムが合わない
- 話し合いができない など
結婚後に家族として話し合うべき項目は山ほどあります。同棲がうまくいっていたからといって、その後の結婚生活もうまくいくとは限りません。
「彼氏と結婚したい」という気持ち自体はとても素敵ですが、その後の現実に待ち構える生活の困難を踏まえた選択ができると良いですね。
断られても引きずらない
彼氏に「早く結婚したい」と伝えて断られた場合には、以下のような選択肢が出てきます。
- 結婚を諦めて交際を続ける
- 彼氏の気が変わるのを待ち続ける
- 早く結婚したいから別れる
ほとんどの女性は、彼氏に結婚の意思を伝える前に、受け入れられるか拒否されるかの察しはついているものです。結婚願望がある女性の場合には、将来のことを考えて別れを選択する方も多いでしょう。
予想はしていたとしても、結婚したい気持ちを拒否されると自分の全てを拒否されたように感じられてとても辛いですよね。
しかし、例え交際している彼氏に結婚を断られたとしても、引きずる必要はありません。
気持ちの整理がつくまでに時間が必要な場合もありますが、そんな時は気分転換でもして、新しい出会いへと気持ちを切り替えていきましょう。
結婚を望んでいない1人の男性に執着するよりも、早く結婚したい!というご自身の気持ちを大事にしてくださいね。
男性にとって結婚は愛情よりもタイミング
女性の場合には、結婚とは愛情の最上級というイメージがあるかもしれませんが、男性の場合には違うようです。ライブドアニュースの調査によると、男性が結婚をしたいタイミングには以下のようなものがあるようです。
男性が結婚を意識するタイミング
- 目標に近づいたあるいは諦めて一区切りついた時
- 周囲がほとんど結婚している時
- 収入が安定した時
- モテなくなった時
【参考】結婚の時期。男と女で「したいタイミング」はこんなに違う! - Peachy - ライブドアニュース
また、各メディアで取り上げられているメンタリストのDaiGoさんによると、男性が結婚を決意するタイミングは金銭的な面が大きく影響しているようです。
例えば、著書「ブラトレ!」にも書きましたが、
結婚しない理由の1位は、
女性は「必要ないから」男性は「お金がないから」
だということがわかっています。
家族を養わなければならないという意識が強いのか、男性が結婚を決意するには経済的な安定が必要な傾向にあるようです。
好きすぎて結婚を決意したという男性もいるかもしれませんが、お金がなければ生活はできませんので、結婚について真剣に考えている証拠とも言えますね。
「彼氏と結婚したいけど向こうにその気がなさそう・・・」といった場合には、結婚に向けて何が必要なのかをお互いに話し合ってみると良いかもしれません。
1年以内に結婚するためのプラン
強い結婚願望を持っていたとしても、目標や予定を曖昧にしたままでは結婚は難しくなってしまいます。「早く結婚したい!」と思うならば、積極的に婚活をして結婚のチャンスを増やすことをおすすめします。
「婚活」と聞くと少し大げさなように感じられて抵抗感を覚える方もいるかもしれませんね。
しかし、小学館から発売されている女性向けファッション雑誌のOggiで行われた調査によると、アンケート回答者のうち8割の方が婚活の経験があるようです。
同アンケートによると、結婚を意識して婚活をしたことがある方の中には、以下のようなネガティブな理由で活動を始めた方もいるようです。
- 「親からの結婚へのプレッシャーが強すぎた」
- 「これから先1人で生きていく自信がなくなった」
- 「親以外に信頼できる人が欲しい」
これから先の人生を1人で生きていくと思うと、不安になることは誰でもありますよね。
リクルートによると、婚活サービスを利用して結婚した人は年々増えている傾向にあるようです。グラフによると、2016年に至っては、結婚した人のうち11.3%が婚活サービスを経て結婚しています。
【引用】リクルートブライダル総研
婚活は身近なものになりつつあるのかもしれません。なお、婚活を開始してから結婚に至るまでには平均で2年4ヶ月ほどの期間がかかるようです。
婚活開始から結婚までは平均2年4ヶ月かかる!
調査によると、「婚活開始から1ヶ月で結婚した」という超スピード婚を成し遂げた方もいるようです。結婚の意思やお互いの条件がぴったりと合う人と出会えたのかもしれませんね。
早く結婚するためには、第一に結婚相手と出会う必要がありますので、具体的に行動を起こしていくことが大切です。例として、1年以内に結婚するためのプランを立ててみます。
婚活を始める
早く結婚するためには積極的に活動していきましょう。以下は、行われている婚活の主な種類になります。
- 合コン
- 友達に紹介してもらう
- 婚活パーティー
- 婚活アプリ
- 婚活サイト
- 結婚相談所 など
合コンは出会いの王道ではありますが、相手が真剣に結婚を望んでいない場合もあるので注意が必要でしょう。
最近では「Pairs」などの婚活をメインとした出会い系アプリや、「ツヴァイ」「ゼクシィ縁結び」などの婚活サイトが人気なようです。
ネット上の婚活サービスは比較的時間をかけずに利用できるため、忙しい現代人のニーズに合っているのかもしれませんね。
また、マイナビウーマンで行われた婚活パーティーについての調査によると、「1回のパーティーで沢山の人に出会えたこと」がメリットとしてあげられています。
Q.婚活パーティーに参加してみてよかったことは何ですか?
第1位 1回のパーティーでたくさんの人に出会える(58.0%)
第2位 よかったことがなかった(24.1%)
第3位 異性と話すのが苦手でもいろんな人と話せる(21.4%)
第4位 自分の希望条件に合った人に会える(19.6%)
同4位 本人確認をする婚活パーティーが多いので安心して参加できる(19.6%)
第6位 連絡先を交換しやすい(18.8%)
第7位 結婚したいと思う人が参加している(16.1%)
(※)有効回答人数112人。複数回答式(「婚活パーティーに参加したことがある」と回答した人)
婚活方法別のメリットには、以下のような事項があげられるでしょう。まずは気軽に色々な人と出会いたいという場合には婚活アプリがおすすめかもしれません。結婚に真剣な人との出会いを強く希望しているならば、結婚相談所がおすすめです。
婚活方法 | メリット |
合コン | 相手の身元がわかりやすい。気軽に参加できる |
婚活パーティー | 色々な人と短時間で出会うことができる |
婚活アプリ | 予めLINEなどで相手の雰囲気をつかめる |
結婚相談所 | 結婚願望の強い人と出会える |
また、同調査によると、婚活パーティーのデメリットとしては、「企画ごとに参加者の質にばらつきがある」「時間が限られているため誰を選んでいいのか決めかねる」など、パーティー内での出会いが制限されることがあげられています。
なお、婚活パーティーでは初対面の人に自分から積極的に話しかける必要があるため、人見知りの方には少し辛い婚活方法かもしれませんね。
Q.婚活パーティーに参加してみてよくなかったことは何ですか?
第1位 企画ごとに参加者の質にばらつきがある(41.1%)
第2位 時間が限られているため誰を選んでいいのか決めかねる(33.0%)
第3位 初対面の人に自分から積極的に話しかけないといけない(27.7%)
第4位 決まった時間・条件で参加しないといけない(16.1%)
同4位 相手が実は既婚者や彼女持ちだった(16.1%)
第6位 ほかの参加者が気になった(13.4%)
第7位 不満はなかった(3.6%)
(※)有効回答数112件。複数回答式複数回答式(「婚活パーティーに参加したことがある」と回答した人)。第8位以下省略。
婚活方法別のデメリットには、以下のような事項があげられるでしょう。
婚活方法 | デメリット |
合コン | 大勢の男性と出会えない |
婚活パーティー | 積極的にアピールしなければならない |
婚活アプリ | 真剣な交際ができる相手とは限らない |
結婚相談所 | 無料で婚活できない |
結婚相談所では、結婚願望の強い男性と出会うことが可能ですが、入会金やお見合い料などでそれなりにお金がかかります。
多くの結婚相談所では月会制を設けているため、結婚まで時間がかかった場合にはそれだけ月会費が必要になります。
金銭的にハードルが高い方には結婚相談所ではなく、合コンや婚活アプリなどを利用すると良いかもしれませんね。
婚活には様々な方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在しています。ご自身の性格や環境にあった婚活方法を選択するべきでしょう。
相手を見極める
Oggiの調査によると、婚活で出会った男性の人数は平均で27.2人となっています。こちらの回答は、婚活中の人、婚活をやめた人、婚活を経て結婚した人の回答も含まれています。
なお、婚活中の人に絞ると、これまでに出会った男性の平均は51.8人だそうです。
「結婚するためには50人の男性と出会う必要がある」と聞くと、とても大変なことのように感じますが、結婚を目的に活動するにはそれだけの行動力がいるのかもしれませんね。
写真が好みではない場合や、メール・LINEなどのメッセージのやりとりがしっくりこないという相手でも、実際にあってみたら相性がぴったりと合う男性もいるかもしれません。
1年以内に結婚するためには、最低でも以下の項目を満たしている男性を選ぶと良いでしょう。
- 結婚願望がある
- 将来の家庭像が一致している
- 一緒にいて落ち着ける
相手が「婚活している」と大々的に宣言していても、それがどこまで本気であるのかを見極めなくてはなりません。
恋愛経験が少ない女性の場合には、相手の真意を見極めることが難しいかもしれません。婚活で大勢の男性と出会い、人を見る目を養っていきましょう!
結婚前提をアピールする
1年以内に結婚するためには、結婚を前提とした真剣な交際をする必要があります。交際を始める前に、結婚前提であることを必ず確認しましょう。
初めから相手に結婚を意識させておくことで、交際から結婚まで円滑に進むでしょう。
結婚前提であることを2人共が認識していれば、「結婚できるかわからない」という焦りや不安を感じることもありませんし、両家への挨拶や友人への紹介のタイミング、お互いのキャリアのことなどを結婚までにじっくりと話し合うことが可能です。
交際する
前項で述べた通り、交際中に結婚する意思があるかどうかは必ず確認しておきましょう。結婚の意思だけではなく、以下のような具体的なことも改めて確認しておくと良いでしょう。
- 将来的に転勤が必要になるか
- 子供を持ちたいか
- 共働き希望か
- 両親と同居の可能性はあるか など
現実的な事柄の確認となるため、こういったことを聞かれると気が重くなり反応が悪くなる男性もいるかもしれませんが、そのような男性とは結婚は避けたほうが無難かもしれません。
結婚を真剣に捉えているならば、将来のことに関してきちんとした議論ができるからです。
また、たとえ結婚前提の交際だったとしても、交際している途中で結婚願望がなくなることもありますし、相手と合わなくて別れたくなることもあります。
そういった場合、悔しい気持ちはあるかと思いますが、結婚を望める別のお相手を探しましょう。
交際期間を限定する
1年以内に結婚するために、あらかじめ交際期限を定めておくのも一つの手段となります。何年も交際しているのに、いつまでも結婚する気配がないカップルも見受けられます。
結婚できないのにだらだら付き合うより別れた方がいいと決断してくれたのも愛情だと思うと泣けてくるんだけど、勘違いかな?
不安定すぎる・・・— りっけん (@ricken4673) November 29, 2018
7年もだらだら付き合うくらいなら結婚してしまえとあれほど……
— ききkicky (@kikiki_kikki) September 17, 2016
1人の人と長く交際を続けることは、とても素敵なことです。しかし、結婚の話が出ないままダラダラと付き合ってしまうのはおすすめできません。
早く結婚したい!という気持ちがあるならば、あらかじめ交際の期限を決めておくと良いでしょう。
「半年交際して問題がなければ結婚」「試しに3ヶ月同棲してから結婚」といったように、結婚までの交際期限を具体的に決めておくと良いかもしれません。
あらかじめ交際期限が決まっていれば、交際がダラダラと続いて「結婚するって言ってたのに嘘だったの?!」といった不満を抱えることもなくなります。
1年以内に結婚する
婚活を進めている方の中には、1年以内のスピード婚を望んでいる方も多いでしょう。
株式会社リクルートによる夫婦関係調査によると、調査対象の30代既婚男女のうち、19.1%が結婚相手との交際期間が1年未満だと答えています。
【参考】夫婦関係調査
結婚前の交際では、相手のことを理解して愛情を育むことが必要です。しかし、交際期間は長ければ長いほど良いというわけではないようで、調査からは、スピード婚のカップルが多く存在していることが伺えます。
1年以内のスピード婚はハードルが高いようにも思えますが、相性がよく、条件がぴったりの相手と出会うことで可能になるのかもしれませんね。
そういった相手と出会うためには、やはり婚活で多くの男性と出会う機会が必要です。
婚活には良い相手と巡り合う運も必要かもしれませんが、何よりも大切なのは、出会いの機会を作る行動力なのではないでしょうか。
「1年以内に結婚したい!」という方は、上記の方法を参考にして1年以内の結婚を目指して行動していきましょう!
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スピード婚もあり?男性が「結婚したい!」と思う時
女性は出産のことやキャリアのことを考えた時、あるいは漠然とした寂しさを感じた時に結婚を意識することが多いかもしれません。
では、男性の場合にはどのような時に「結婚したい!」と思うのでしょうか。
マイナビウーマンによると、男性が結婚したいと思うタイミングには「仕事が安定した時」「周りが結婚した時」などがあげられるようです。
【参考】結婚の時期。男と女で「したいタイミング」はこんなに違う!
以下で男性が結婚を意識する時について具体的にご紹介します。
仕事が安定し始めた時
男性は結婚について、自身の年収や職業を気にする傾向にあるようです。日本で結婚した場合、一家の大黒柱としての役割を担う必要が生じるためかもしれませんね。
女性の場合には「結婚して2人で家庭を作っていく」というイメージが強い傾向にありますが、男性の場合には少し異なるようです。
相手を家族として守っていく覚悟を決めた時に「結婚」という決断に至るのかもしれません。「家族を養える収入や職業であるか」というポイントは男性にとって結婚を決断する大きな要因であるようです。
周りの友達が結婚して焦りを感じた時
男性は、結婚している友達が多いと自分の結婚について意識するようです。周囲の友達が次々に結婚して、遊ぶ相手がいなくなって寂しさを感じたことは、女性にもあるかと思います。
この年になると皆結婚とか同棲しとって気軽に軽く飲もうやって誘える友達おらんくなるんよね
若い頃と違うの!わかる!?
友達がおらんのんじゃなくて独り身で時間持て余しとるやつがおらんの!!!そういう友達が欲しい!!!寂しい!!!!!!— たくみんさぁん。 (@taku_min_99) November 26, 2019
結婚、妊娠はおめでたいことだけどそれと同時に私と遊んでくれる数少ない友達が減るってことだよね〜寂しいな〜。
— シホ (@vual0UmxkWSNcTP) November 25, 2019
恋愛カウンセラーであり理学博士でもあるぐっどうぃる博士によると、男性は周囲の人間の結婚が早いほど結婚を意識する時期が早くなる傾向にあるそうです。
周囲が結婚を促す環境になっていると、「結婚したい」という意思が生まれるのかもしれませんね。
友達の家族と会った時
友達家族や同僚家族の家に遊びにいき、幸せそうな家庭を間近で見ることで「結婚したい」と思う男性もいるようです。
女性でも、楽しい時だけではなく、落ち込んでいる時にも側に居てくれる家族が欲しいと思ったことがあるかもしれません。
できることならば、思いやりのある優しい男性と家族になりたいと多くの女性が思うでしょう。
男性も、思いやりを持つ女性との結婚を望んでいるのかもしれませんね。
早く結婚したい!婚活が行き詰まった場合の対処法
「多くの男性と出会ってもうまくいかない・・・」
「アプローチすることに疲れた」
「デートのために着飾ることが面倒臭い」
結婚を目標に精力的に活動している途中で、婚活が行き詰まってしまった方もいるでしょう。「昨日まで反応が良かったのに突然音信不通になった」というケースもあるのではないでしょうか。
婚活はベストを尽くしたからといって必ず成功するわけではありませんし、上手くいかなくて気持ちが落ち込むこともあるでしょう。
婚活パーティーを企画しているオミカレで行われた婚活実態調査によると、婚活中の58%の方が婚活に行き詰まって活動を一時休止した経験があるそうです。
婚活が辛くなった場合には、自分を見直したり、友達と話してみたりして、一時的に休んでみても良いかもしれません。
そうすることで、新しい視点を得ることもあるでしょう。
自分の目的を見直してみる
婚活に疲れてしまった場合には、自分が結婚や結婚相手に何を求めているかなどの考えを整理してみると良いかもしれません。
条件を見直すことで、結婚相手の理想を高く持ちすぎていたことに気がつくこともありますし、結婚に対して新たな意識が芽生えることもあるでしょう。
あまりにも高い理想を掲げていた場合、その条件に見合う人を見つけ出すのは至難の技となります。
- 約束を破らない
- いきなり不機嫌にならない
- タバコを吸わない など
上記のような現実に沿った条件を具体的にあげて、相手を探してみると良いかもしれませんね。
友達の意見を聞いてみる
近くにいる友達の意見はあなたにとって有益なアドバイスとなるでしょう。婚活の状況を話せば、あなたの性格を踏まえて何をどう改善したら良いのかを、客観的に助言してくれるはずです。
また、婚活を経て結婚前提で交際している男性がいる場合には、友達に紹介してみても良いかもしれません。
ご自身が相手の男性に盲目的になっていると、相手の本質を見落としがちですが、仲の良い友達であれば「あの人はやめておいた方が良い」「あの人とは長くやっていけそうだね」などのアドバイスをくれるでしょう。
結婚相談所を使ってみる
婚活の方法を変えてみることも一つの手段です。息抜きにもなりますし、新しい層の男性と出会うことも可能かもしれません。
普段は婚活アプリを使っているという方は、婚活パーティーや結婚相談所などに参加してみても良いでしょう。
結婚相談所のツヴァイでは、活動開始から結婚が成立するまでの期間は4ヶ月が最多となっています。
ツヴァイで行われた調査によると、婚活を初めて1年で結婚に至った方も多くいることが伺えます。
結婚相談所の利用はハードルが高い、料金がネック、という方もいるかもしれませんが、スピード婚を希望している場合には結婚相談所の利用が良いかもしれませんね。
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まとめ
早く結婚したい!という方は今すぐ行動を開始しましょう。スピード婚を達成するためには、相手にアプローチをする行動力と、相手が結婚相手として相応しいのかを判断する決断力が必要です。
積極的にたくさんの人と出会うことで、一緒にいて安心できる素敵な男性と結婚できると良いですね。