婚活で絶対に失敗したくない…!
婚活中の女性であれば、誰もが思っていることでしょう。そのためにも、合コン、婚活パーティー、マッチングアプリなどで出会った男性の中から「結婚相手に相応しいか、見極めること」が重要ですよね。
ツイートの内容が漫画化したことも話題で、現在は12万人を超えるフォロワーに支持されている愛妻家(もとい、恐妻家)として有名です。
「最高のパートナーを見つけるためには、具体的に何をすべきか?」
「5歳さんが、仲良し夫婦でいられる秘訣とは?」
5歳さんの出会い~結婚までの事例を踏まえて、「結婚相手を見極めるコツ」徹底解説します!
今回お話を伺ったのは…

可愛いくて恐い妻と、可愛くて可愛い2人の息子たちのツイートが話題になり、Twitterのフォロワー数は12万人を超える。
家族の日常が漫画化(ぼくの嫁の乱暴な愛情)。
最近では、フリーのライターとしても活動している。
目次
出会い編
結婚相手を見極める前に、とにもかくにも、まずは出会わなければ婚活はスタートできません。まずは「結婚相手に出会うコツ」をお伺いしてみましょう。
「偶然」を見逃さない
5歳さん:
僕の事例なんですが、今の奥さんと付き合うきっかけになったのはバイト先の飲み会で、席がたまたま隣になったからなんですよ。しかも、2回連続で。
まあ、出会ったときから「可愛いなあ!」とは思っていて、一目惚れはしていたんですけどね(笑)。
ただ、狙ったわけでもなく座席が2回も隣になりまして。「こんな偶然が続くなら、これは何かあるかもしれない!」と思ったんですよね。
そんなちょっとしたことが恋愛のきっかけになるんですね…。
5歳さん:
人によっては特に反応せずにスルーしてしまうレベルの出来事だと思うんですよね。
でも、僕の場合は、単なる偶然を、偶然のままで終わらせなかったから、恋愛に発展したんだと思います。
しかも、飲み会が終わってじゃあ帰ろうかってなったときに、僕と彼女の帰り道が途中まで同じことが判明したんですよ。これって、もう運命を感じませんか?(笑)
5歳さん:
一般的に言われている「恋愛が始まる3大要素」といえば、ハプニング、タイミング、フィーリングですが、僕たち夫婦の場合は、とくにタイミングが重なったなと思っています。
「飲み会で同じ座席が2回続いた」
「途中まで帰り道が同じだった」
傍から見たら「そんなこと?」って思うような小さな変化を見逃さないことが、恋愛のスタートを切るコツだと思います。
僕の事例は飲み会の場合ですが、婚活イベントも同様で、何気ない会話や偶然の出来事を見つけること。互いの共通点を見つけ出すことができれば、距離を縮めるきっかけになると思います。
「人」に「興味」を持つ
5歳さん:
まず、女性たちに確認したいのが、人に興味を持っていますか?という点。言い換えると「出会った男性に対して、人間的な興味を持って接していますか?」ということですね。
僕の場合、すぐに人に興味を持ってなんでも質問するので、自然と会話が弾むことが多いんですが…。皆さんは、相手のどこを見ているのでしょうか。そして、どんな質問をしているのでしょうか?
5歳さん:
そうですね。まずは、相手の生活スタイルや、食の好みなどを知りたいですよね。
ただ、ここで気になるのが、「条件をつけすぎて、恋愛が始まるチャンスを自ら手放していないか?」という点です。
婚活女性の「好きな人ができない」「いい人がいない」という話題を掘り下げると、「年収〇万円以下だから、デートはしたくない。」という意見が出てきたことがあって。
5歳さん:
結婚となると、年収を気にするのは理解できます。ただ、現時点で理想の年収じゃなくても、変わる可能性はありますよね。だから除外してしまうのは、もったいないと思います。
さらに根本的な話をすると、婚活パーティーの場には、全てを兼ね備えた完成された男性は参加していないのではないでしょうか。(※あくまでも、可能性の1つですが…。)
何故なら、お金を払ってイベントに参加しなくても、日常的に出会いがありそうですよね。だから、僕が婚活女性にアドバイスしたいのは「婚活パーティーでは、未完成な男性を探しましょう!」です。
「未完成」を見つけて、育てる
5歳さん:
例えば、婚活パーティーで出会った男性のプロフィールを見たときに「年収はあまり高くないし、仕事は忙しそう。でも、丁寧な話し方で好感が持てる。」と感じたとします。この段階で、彼のことを「ナシ」と判断せずに、女性がリードしてもう少し探ってみてください。
なぜなら、婚活パーティーに参加する男性は、女性慣れしていない可能性が高いから。男女は違う生き物なので、女性の気持ちを理解していないと「スマートで紳士的な振る舞い」はできません。
実践経験がないから、分からない。であれば、女性が育ててあげればいいと思うんですよね。
これは、相手が年上だろうが関係ありません。最初は女性から教えてあげればいいんです。
何をされたら嬉しい、あるいは、悲しいのか。
そうやって、自らの手で彼をジェントルマンに仕上げるのも、賢いやり方だと思います。
女性から「〇〇してほしいな」って笑顔で頼まれたら、素直な男性なら「よし、頑張ろう!」って、やる気になりますよ。
行動力がある
誠実、素直
忍耐力がある
読書が好き(読書量が多い)
器が大きい
人間関係が幅広い
※すべての男性に当てはまるわけではありませんので、あくまでも参考程度に…。
お付き合い編
忙しいカップルこそ、すぐに同棲しよう
5歳さん:
僕の場合、付き合って2~3ヶ月したら同棲を開始し、半年後には結婚してました(笑)。このスピード感を真似してとは言いませんが、同棲は、早めに開始していいと思います。
結婚を考えているなら、特に。お互いの生活が見えないことには、先に進めないでしょうからね。
5歳さん:
僕が奥さんと付き合い始めた当時、とても多忙だったんです。1日2時間も寝てたのかな?ってぐらい時間がなかったので、どうやって彼女と過ごす時間を捻出するかって考えたら、自然と同棲にたどり着きましたね。
「好きだから、お付き合いを続けたい。でも、忙しいから会う時間はとれない。」じゃあ、一緒に住むしかないよねって。
5歳さん:
正直、忙しいから、「〇〇できない」っていうのは、言い訳だと思うんですよね。僕の周りの多忙な男性を見ていると、忙しいはずなのにちゃんと彼女がいるし、同棲している人もいる。
例えば、「お互い実家ですぐに引っ越すのが難しい」「どちらかの家に行こうとしたけど、狭すぎる」等の課題があるなら、マンスリーで借りられるマンションを探して、プチ同棲してみてもいい。
結婚相手として見極めたいのであれば、「お互いの生活スタイルを見せ合うこと」は重要だと思います。
とはいえ、お互いのタイミングもありますよね。僕と奥さんの場合も「一緒に住みたい」と思ったタイミングが同じだったから、トントン拍子で結婚に至りました。うまくいっているカップルは、お互いのタイミングが合ってるんだと思いますよ。
女性はもっと、わがままになっていい
5歳さん:
男性を見極めるその前に、女性がもっと自分を開示していかないと話が始まらないですね。要は、「もっと、わがままを言いましょう」ということですね。
自分の要望を素直に伝えたとき、男性がどう対応するのかを見ることで「この人と結婚できるorできない」が判断できると思うんですよね。
5歳さん:
わがままを言うのが苦手な方って、いわゆる「いい子」が多くて、幸せの基準を自分に置かずに、相手に置いている印象を受けます。
「●●さんが喜んでくれることが嬉しい。」みたいな。
相手に気遣うことは素晴らしい行為ですが、生活の中心に「自分の幸せ」を置くことから始めてみてください。
「自分は、こうしてほしい」を行動の軸において、臆さずに気持ちを伝えることです。
安心してください。男性って、わがままな女性が好きなんですよ。子猫のように、マイペースに甘えてくる女性って、可愛いじゃないですか。
また、わがままをいうのと同じくらい、怒りたいときはちゃんと怒るのも重要です。感情を飲み込み続ける生活って、ものすごく窮屈ですし、言いたいことを言えない関係って、辛いですよね。
また、男性って言われなきゃ分からないんです(苦笑)。だから、「ああ、彼女はこんなところでキレるのか」と、教えてあげて下さい。
まとめ:「ありのままの姿」を見せなければ、結婚生活は楽しくない
5歳さん:
女性に限らずですが、「自分の恥ずかしい姿を相手に見せること」は、家庭を築く上で、大切だと思います。
例えば、女性の中には「すっぴんを絶対に見せない人」が一定数いると聞いたことがあります。
「好きな人の前では、キレイな自分でいたい」という、その気持ちはとても可愛いらしいんですが、「そこまでしなくていいんだよ」って言いたい。
口を開けて、リビングで寝てしまうくらい気を抜いた状態でいいんですよ。「家庭」ってそういう場所であるべきだし、自分のみっともない姿を見せられる相手=信頼できる相手だと思いますから。
「ああ。この人の前では飾らない自分でもいいんだな。」って思える相手を、是非見つけてほしいですね!
取材協力

1983年生まれの36歳。7つ年下の嫁と、2人の息子の4人家族。嫁は可愛くて、恐ろしい。息子たちは可愛くて、可愛い。
日々の家族日記をTwitterに綴っています。
原作に「僕の嫁の乱暴な愛情」(KADOKAWA)Twitter「meer_kato 」
コミック「ぼくの嫁の乱暴な愛情」