「婚活パーティーって、本当にステキな結婚相手に出会えるの?」
そんな疑問はありませんか? 実際に婚活パーティーでカップリングに至るカップル、結婚まで進んだカップルはどのくらいの割合でいるのでしょうか。また、カップリング成功した人はどのようないきさつだったのか、秘訣などがあるのか。いろいろと気になりますよね。
この記事では婚活パーティーで人生のパートナーに出会えた方々の体験談や、幸せをつかむコツなどを掘り下げてご紹介します。
目次
婚活パーティーで結婚した人の割合は?
実はすべての婚活パーティー運営が成婚率を把握しているわけではありません。そのため、割合の数字を正確に出すのは難しいことです。
しかし判明している数字のみでお伝えすると、婚活実態調査2017(リクルートブライダル総研調べ)によれば、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は2013年には全体の4.7%でしたが、2016年には11.3%にまで増えています。
この中には婚活パーティーでの出会いも含まれていますし、ネットやサービスを使った婚活に慣れた人が増えてきている証拠と言えるでしょう。
婚活パーティーでの婚活がおすすめできる理由は、まず結婚相談所よりカジュアルで費用もお安く参加しやすいこと。多くの結婚相談所では入会金・登録料以外に月会費、お見合い料金、成婚料金などの費用が別々にかかってきます。
婚活パーティーの場合は、最初の登録料とその都度の参加費のみという所がほとんどです。
メモ
パーティーの形態もバリエーション豊富で、一緒に料理などをするレクリエーション感覚のパーティーや男女共同のゲームを行うパーティーなど、異性との会話や交流を弾ませる工夫を凝らしています。近年、有名芸能人の方が、婚活パーティーで知り合った方と結婚されたという驚きのニュースもありましたね。
それでは、婚活パーティーで出会ったカップルはいったいどのくらいの期間で結婚しているのでしょうか。
婚活パーティーで出会ったカップルは結婚が早い
結論からお伝えすると、婚活パーティーで知り合ったカップルは結婚に至るまでの期間が短い傾向にあります。早いケースで交際三ヶ月、平均的なケースで半年から一年程度です。
それは出会いの目的が、「結婚」という明確なゴールを前提としているからということに由来しています。婚活パーティー以外の出会いがきっかけの場合、最初から結婚を前提とする交際率は低めです。
しかし婚活パーティーの場合は、「双方が結婚を前提とした交際相手を求めて参加している」ことから始まります。それゆえに結婚に対しての意欲が高く、具体的な構想を持っている人が多いので前向きに話を進めやすいのです。
ただし結婚に至る期間は人それぞれですので、「婚活パーティーで知り合ったから、○ヶ月までに結婚しなくてはいけない!」というわけではありません。
例えば「結婚するまでにじっくり生活基盤を固めたい」「(結婚前に)恋愛期間も楽しんで愛情を深めたい」など結婚に対する価値観・準備・考え方はさまざまですので、よく話し合って二人に合ったベストな選択をすると良いでしょう。
婚活パーティーで結婚した人の体験談
ここからは婚活パーティーから実際に結婚した方々の体験談をご紹介します。※体験談の引用元:EXEO JAPAN
「趣味の話で盛り上がった」
それではまず34歳・専業主婦・女性・Aさんの体験談からご紹介しましょう。
Q、結婚相手はどのような人が理想でしたか?
「旅行が好きなので年を重ねてからも一緒に色々なところへ行ける相手がいいと思っていました」
Aさんは夫婦共通の趣味として「旅行」というポイントは外せないとお考えでした。
Q、婚活パーティー成功のポイントは?
「お互いに旅行という趣味があるため婚活パーティーで出会ったときから盛り上がりました。(中略)話好きなのでやや自慢っぽく聞こえることもありますが気持ちよく話してもらうために適切な相槌を打って会話を弾ませるようにしていました」
そこでまずお相手が旅行好きかどうかを会話から探りました。その際お相手が話しやすいように工夫されたようですね。自分の話をたくさん聞かせるのではなく、お相手の話を中心に多く引き出すのが成功の秘訣だったそうです。
「パーティーではカップルにならなかったけど…」
次に36歳・介護福祉士・女性・Bさんの体験談です。
Q、婚活パーティー成功のポイントは?
「旦那とは実は婚活パーティーではカップル成立となりませんでした。ですがどうしても気になっていたのでパーティー後にアフターフォローのサービスを利用し、連絡をとることが出来ました。
実は旦那も私のことが引っ掛かっていたらしく、後で話を聞くと私から連絡があってとても嬉しかったのだそうです。
パーティー当日にうまくいかなくても、また会いたいと思える相手と出会うことが出来たのなら諦めないことが大切だと思います」
当日にカップリングから外れても、縁があれば結ばれることはあるのですね。このように運営会社によっては後から連絡先交換ができるシステムもあります。ぜひ活用したいところですね。
「タイプとは違っても相性がいい人と出会える」
30歳・OL・女性・Cさんの体験談です。
Q、結婚相手はどのような人が理想でしたか?
「以前は学歴や職業を重視していましたが、色々な男性と話しているうちにあまり気にならなくなりました。
仕事にまじめに取り組んでいることと、一緒にいて自然と笑顔になれるような雰囲気を持っていることから今の旦那に惹かれました」
Cさんはこのような感想も語っています。
「婚活パーティーでは多くの男性との出会いがあるので、それぞれの男性のいいところを見付けるようにするといいと思います。
自分の好みを限定しすぎるとせっかくのいい出会いを逃してしまうこともあるようです。
様々な人と出会って会話をすることで、当初の好みのタイプとは違っても相性がいい人と出会えるのだと思います」
パーソナルデータも結婚には重要ですが、最終的には縁と人柄ではないでしょうか。範囲を狭めず、たくさんの異性の内面を知ろうとすることが成功の秘訣ですね。
「大事な条件は決して譲らないことが大切」
Cさんとは対象的に、24歳・専業主婦・女性・Dさんのような体験談もあります。
Q、結婚相手はどのような人が理想でしたか?
「昔からセレブに憧れており、玉の輿に乗るのが夢でした(後略)」
「婚活パーティーでカップルになって三度目のデートは夜景が見えるレストランだったのですが、その場で結婚を前提としたお付き合いを申し込まれてOKしました」
Q、婚活パーティー成功のポイントは?
「自分がこれだと思う条件は決して譲らないことが大切だと思います。私の場合は、ある程度の年収でした」
「その代わり住む地域は希望通りには行きませんでしたが、絶対的な条件以外には妥協も必要だと知りました」
「理想の幸せを掴むためには自分磨きの努力も怠りませんでした。
また、年下と結婚したい男性は多いので、結婚願望がある女性は早めに婚活を始めることも重要だと思います」
Dさんの場合は、年収条件は譲らず住む地域を譲歩、そして魅力向上の努力と早いうちからの婚活で希望を叶えました。しっかりと婚活プランを持つことも成婚の秘訣ですね。
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婚活パーティ―参加者へMisyu編集部がインタビュー!
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婚活パーティーから結婚に至らない人の共通点
婚活パーティーで幸せな結婚を果たしている方々がいる中で、反対になかなか結婚に至らないというケースは何が原因なのでしょうか?その共通点やよくあるパターンをご紹介します。
何回か参加しただけで諦めてしまう
婚活パーティーでよくある失敗ケースは、婚活パーティーに1・2回参加しただけで「自分には合わない」「良い人がいない」などと悪いイメージを持って参加をやめてしまうこと。
婚活パーティーは基本的に見知らぬ人同士の集まりです。お互いに緊張するのは当然で、最初から異性とうまく話せたり打ち解けられたりするケースは稀ではないでしょうか。
カップリングに至るには、まずは婚活パーティーの流れや雰囲気に慣れることが大切です。焦りは禁物です。
相手をステータスだけで判断してしまう
前項のCさんのように異性の「内面」をしっかりと見つめることで幸せをつかんでいる方が多い一方、収入・職業・年齢・学歴などのステータスだけでお相手を判断し人柄・趣味などの内面を知ろうとしない方は失敗率が高くなっています。
それはお相手にも「ステータスしか見てない」と伝わり、計算高い人・高飛車な人という印象を与えてしまうからです。反対の立場で考えると、容姿・職業・年齢だけにこだわって内面はスルーで話を進める男性には良い印象を持てませんよね。
また、成婚できたとしても「こんな人だとは思わなかった」と後悔するケースも多々あるようです。
積極性が足りない
婚活パーティーでカップリングできない方の多くは、引っ込み思案で受け身な性格である傾向にあります。積極的に話しかけるのは勇気が必要です。しかしそれはお相手も同じこと。お互いに待っているばかりでは会話すら成り立ちません。
そして連絡先を交換しない、交換しても自分からは連絡しないというのも交際に発展しない要因です。婚活パーティーでは基本的に連絡先の交換が許されています。しかし断られるのが怖くて連絡先を聞けない、連絡先交換としても自分から連絡できないというケースも多々あります。
あまりガツガツと積極的になり過ぎるのもよくありませんが、消極的過ぎると出会いのきっかけ自体を作ることもできません。
結婚パーティーから結婚するためのコツ
実際に成婚した方々の体験談からは学ぶべきことが多くありそうです。それらを踏まえて、婚活パーティーから結婚に至るためには何を意識するべきか、そのコツをまとめました。
諦めずに何度も通う
「あきらめたらそこで試合終了」。そんな流行の名言もありましたが、婚活パーティー成功の秘訣も正にその通りです。最初から運命的な出会いがあったり、たくさんの異性から気に入られる振る舞いができたりするわけがありません。
まずは「婚活パーティーとはどんな雰囲気の場か」に慣れるため、繰り返し参加してみましょう。そのうちにそのパーティーの雰囲気や特色をつかめてきて、自分に合ったパーティーはどんな場かということも見えてきます。
そしてたくさんの参加者と接しているうちにスムーズな会話方法や自分らしさのアピールの仕方などもわかってきて、あなた自身の魅力もアップしていくことでしょう。
譲れない条件は一つに絞る
前項体験談のDさんのように譲れない条件があるなら最後まで信念を崩さないほうが後悔しない結婚ができる率が高くなりますが、条件の数が多すぎるとそれだけストライクゾーンの範囲が狭まってしまいます。
そしてご自身が選べる範囲の人数が少なくなるだけでなく、「選ばれる可能性」も下がるかもしれません。お相手も同じように結婚相手を選ぶ条件を持っていることでしょう。
ご自身が気に入った相手でもお相手からは対象外かもしれないので、カップリングからはどんどん遠のいていきます。譲れない条件は一つか二つまでに絞ることが最善策でしょう。
先入観を捨てて相手と向き合う
ご自分が異性を見定めているのと同時に、異性もあなたがどんな人かを見ています。それは話している相手だけでなく、他の異性の目もあることをお忘れなく。
中には好みのタイプではない異性と対する時はあまり真剣に対話できず適当にあしらうという人もいるでしょう。しかしそれでは他の異性からも良くない印象を持たれて敬遠されてしまいますし、その人の本当の良さに気付かず良縁を逃がしてしまっているかもしれません。
その人の本質は第一印象だけでは把握できないということが多々あります。「○○な人は合わない」「好みのタイプではない」などの先入観を捨て、一人一人の個性を認めて真摯に向き合うほうが良い出会いに繋がりやすくなるでしょう。
誰でも長所も欠点もあります。欠点をチェックして省いていく消去法ではなく、良さを見つける加点法で人に接してみてください。
まとめ
婚活パーティーからの成婚率は決して低くないと言えるでしょう。
婚活パーティーはお互いに感情を持つ人間同士の出会いなので、最終的には人柄や価値観が大切です。お相手に求めるばかりではなく、自分も選ばれる人になる努力をしていきましょう。そのためには好みの異性とだけ話そうとするのではなく、広くたくさんの異性とお話しすることをおすすめします。
婚活パーティーから結婚につなげるためにはさまざまなコツがありますが、失敗を恐れず気長に挑戦することが肝心です。数回の失敗で諦めず、まずは定期的に参加してみましょう。